疑問となるタイ語の疑問系

「ルー・プラオ?」(หรือเปล่า rʉ́ʉplɑ̀ɑw)
「ルー?」 (หรือ rʉ́ʉ)
「チャイ・マイ?」(ใช่ไหม chɑ̂y mɑ́y)

タイ語の疑問形って色々あって、どれをどう使えばいいのか迷ったことがありませんか?

タイ人がかなりいい加減に使ってないかって思ったことありますか
実はそんなにいい加減ではありません!
「ルー・プラオ?」(หรือเปล่า rʉ́ʉplɑ̀ɑw) は、「~ですか?」または「~ますか?」で、答えが「はい・いえ」となる場合に使います。
「ルー?」 (หรือ rʉ́ʉ) は「~なんですか?」と、疑いの気持ちが多少入った表現です。
「チャイ・マイ?」(ใช่ไหม chɑ̂y mɑ́y) は「~でしょう?」と、問い詰めたり確認したりするニュアンスが込められます。返答は肯定(はい)の場合は「チャイ ใช่ chɑ̂y」または「クラップ・カ ครับ/ค่ะ khrɑ́p/khɑ̂」を、否定(いいえ)の場合「マイ・チャイ ไม่ใช่ mɑ̂y chɑ̂y」または「プラオ เปล่า plɑ̀ɑw」を使います。
では、例文を見てみましょう:
パイ・ルー・プラオ? ไปหรือเปล่า? pɑ̄y rʉ́ʉplɑ̀ɑw? といった場合は「行きますか?」に一番近いですね。
パイ・ルー? ไปหรือ? pɑ̄y rʉ́ʉ? といった場合は日本語の「行くんですか?」という表現に近いです。とても「パイ・ルー・プラオ?」に似ていますが、少し問い詰めた感じがします。どちらかと言いますと、「本当に行くのー?」と聞かれたときのイメージをしてみて下さい。
パイ・チャイ・マイ? ไปใช่ไหม? pɑ̄y chɑ̂y mɑ́y の場合は「行くでしょう?」を言いたいときに使います。行くか、行かないか、を確認する言い方です。
どうですか、皆さん?
是非、他の名詞や動詞とあわせて、色んなシナリオで練習してみて下さいね!

「ヌン・ワン」も「ワン・ヌン」も「1日」という意味だけど、何が違うの?

「ヌン」(หนึ่ง (nʉ̀ŋ)) とは「1」。「ワン」(วัน) wɑ̄n)) とは「日」。

だから「ヌン・ワン」も「ワン・ヌン」も「1日」という意味だけど、何が違うの?

と、首傾げて悩んだことがありますか?

 

実は意味はまったく同じです。どちらも「一日」です。

違いはそのとき、どのような「日」を当てるかにあります。

 

「ヌン・ワン」は「一日の期間」を指し、いつ(日付・曜日など)の一日のことを特定したいときに使います。

 

「ワン・ヌン」は「いつかの一日」、つまり「ある日」と言いたいときに使います。

同じ一日だけど、いつ(日付・曜日など)の一日かを特定しません。

例:
「学校に一日行きました」は「チャン・パイ・ロンリアン・ヌン・ワン」
(ฉันไปโรงเรียนหนึ่งวัน (chɑ́n pɑ̄y rōoŋrīɑn nʉ̀ŋ wɑ̄n))
「ある日学校に行きました」は「ワン・ヌン・チャン・パイ・ロンリアン」
(วันนึงฉันไปโรงเรียน (wɑ̄n nʉ̄ŋ chɑ́n pɑ̄y rōoŋrīɑn))
このように、「ヌン・ワン」か「ワン・ヌン」を使うことによって、まったく違うセンテンスになってしまいますね?
ご自分で色々なシチュエーションに当てはめて、センテンスを作って、練習してみましょう。
ではでは、また次回に!
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